おはようございます😃
火曜日担当のぶんたです。
最近鹿嶋市でも セ ミ が 本 気 を 出 し 始 め ました。
「全然セミ鳴いてないなあ」と思っていたのも束の間、ジージー元気に鳴いております。
セミの鳴き声って少しだけなら「夏が来たな」と季節の訪れを感じさせてくれるのですが、こうも沢山鳴いているとかなりうるさいですね😰
個人的にはアブラゼミ以外はそこまで不快さはないので、なるべく他のセミに頑張っていただきたいところです!
私が大学生の頃教育学部だった事もあり、頻繁に目にするのですが、
子どもってなぜか字を鏡に写した様に書く事って多くないですか?
小さい頃のアルバムを見返すと、自分の書いた字も所々反転していて、不思議な気分になりした👶
どうして子どもの字は反転してしまうのでしょうか。
この現象が起きた文字は「鏡文字」と呼ばれる事が多いです。
(「鏡餅みたいだな」と思った方、私と息が合うかもしれません。)
鏡文字が起こる原因は様々で、色々な説が提唱されています。
1つ目が、左右のずれです。
実際右手で「一」という漢字を書く時は、「左から右へ」手を「引いて」書いています。✏️
この動作のどこを子どもが切り取るかによって、文字の書かれ方が変わってきます。
「左から右へ」という部分を切り取った場合、文字は正しく書かれる可能性が高いです。
しかし、手を「引く」という部分を切り取った場合、文字は反転します。🪞
この原理がまず一つ、文字が反転する理由のようです。
2つ目が、「文字」を「絵」の様に認識しているという事があります🖼
例えば、「魚の絵を書いてください」
と言われた場合、どんな風に描きますか?
魚はどっちを向いていて、どんな特徴がありますか?🐟
左を向いている魚を描く人もいれば、右を向いている魚を描く人もいると思います。
絵を転写する場合は、左右が反射する確率はかなり少なくなりますが「魚を描け」と言われたら、どちらを向いている魚を描くかわかりません。
それと同じで、文字が反転していても反転していなくても、同じ文字だという認識をする子どもが多いようです👦
3つ目が、この「文字が定型で書かれて初めて意味を持つ」と理解していない事があります。
これは上記の2つにも当てはまる事だと思います。
文字は正しく書かれて初めて意味を持ちます。
(もちろん、小さい子どもが必死に書いてくれた手紙やメッセージは反転していても読めるし、頑張りが伝わるのでその限りではないと思います)🧒
例えば、アルファベットの「E」は反転するとカタカナの「ヨ」の様になってしまいます。
文字は反転した瞬間に記号になってしまうという特性を秘めているのです。
しかし、子どもはまだそれを理解しないまま、文字を書きはじめます。
練習を重ねていくうちに、正しい文字の書き方や、正しく書かれる事で意味を持つということを理解していくのです🤔
子どもは無限の才能に満ち溢れています。
それこそ、文字を逆さまに書いても意味が通じるほどに、柔軟な思考を持っています。
自分を含め、大きくなればなるほど形にこだわり、「文字を逆さまで書く」という発想自体がなくなってしまいます👴
子どもの頃の様な柔軟な思考を、無限な可能性を、これからも守っていきたいと思います。
ではまた来週👋