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【求められるスポーツマンシップ】+謝る力+立ち直る力

皆さんおはようございますこんにちはこんばんは!

でいぷろぶろぐ月曜日担当のよしざわです。

 

さて、今週は『スポーツマンシップ』について考えていきたいと思います。

 

スポーツマンシップって何でしょう??

まずはそう考えるきっかけになったニュースを紹介します⚽

 

死闘終えたニュージーランド、試合後ロッカールームに日本へ感謝の置きメッセージ 「素晴らしい時間を過ごせました。頑張れ!」(GOAL) - Yahoo!ニュース

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そう、先日オリンピックサッカー男子日本代表とPK戦にまで及ぶ激闘を繰り広げたサッカーニュージーランド代表の試合後のロッカールームでの行動です!

 

激闘の末敗れて非常に悔しいであろう中、相手へのリスペクトを想い、行動できるのは素晴らしいことですよね。

ニュージーランド代表の選手が常日頃から尊敬の感情が豊かで、人間として尊敬されるような存在であることが分かります。

 

日本国民からも『素晴らしいスポーツマンシップ』等のコメントがごった返していました!

 

そこで目にしたスポーツマンシップ。

ふと定義が気になりました。

 

調べてみると、スポーツマンシップ協会という団体も存在しているよう🙄

 

そこで定義されたのは

「スポーツマンシップとは、グッドゲーム(Good Game)をつくる心構え」

ということでした。

 

そのグッドゲームをつくるための条件は、「尊重」、「勇気」、「覚悟」の3つです。

相手・仲間をはじめとするプレーヤー、ルール、審判を「尊重」(Respect)する心。

自ら責任を持って決断し、実践する「勇気」(Braveness)。

そして、勝利を目指し、自ら全力を尽くして楽しむ「覚悟」(Resolution)。

 

この3つが、まさに“グッドな状態”ですべて整っていて、全員が全力でプレーしているのが「グッドゲーム」であり、

 

そのグッドゲームをつくり上げようという心構えが「スポーツマンシップ」であり、スポーツマンシップを理解している人のことを「スポーツマン」と呼ぶとのこと。

 

ではなぜ『スポーツマンたる必要があるのか?』『強いだけでは受け入れられないのか?』

 

その答えに、日本スポーツマンシップ協会の会長 代表理事を務める中村聡宏氏が迫っています。以下一部抜粋です。

 

「スポーツ」という言葉はみんな当たり前のように使っていると思いますが、では「スポーツとは何かを説明しなさい」と言われたら意外と困るのではないでしょうか? われわれ日本スポーツマンシップ協会では「運動にゲームの要素が加わっているもの」をスポーツと定義しています。「ゲーム」とは「ルールに基づいて競う遊び」のこと。ポイントはこの“遊び”という部分で、第三者から「やりなさい」と言われてやっているものは、実はスポーツではない、という意味を含んでいます。
「スポーツ」の語源は「Deportare」、気晴らしや遊び、日々の日常から離れることを意味するラテン語だといわれています。つまり、スポーツはもともと、“遊び”なんですよ。本来は人生にあまり必要のないものです。だけど一方で、ちゃんとスポーツを突き詰めて考え、グッドゲームをつくる心構えを持ってスポーツに取り組んでいると、実は人生において大切なものが手に入る。だからこそスポーツは教育の中で使われてきたという背景があります。

スポーツは相手に勝つと楽しいものですが、一方でその相手がいないと楽しめないのです。それと同時に、相手のレベルやモチベーション、試合への臨み方によっても楽しさが左右される。つまり、自分だけでなく対戦相手もグッドゲームをつくろうとして初めて成立するというのが、スポーツの複雑なところでもあります。

自分を負かそうとしてくる、ある意味では自分とは対極の存在であるはずの相手が、スポーツをする上で大切な仲間でもある。ここが非常に重要な要素になります。自分から一番遠い相手すらリスペクトしようというのは、つまり多様性を尊重し、理解しようと努力することにもつながります。そもそも他人を完璧に理解しようとすることはできません。それでも、それを前提にしながらも理解し合いましょう、というのがリスペクトの重要な要素です。

尊重、勇気、覚悟というスポーツマンシップを支える3つの要素がある上に、

「謝る力」「レジリエンス(立ち直る力)」、この2つを加えると、本当の意味でのスポーツマン=優秀なビジネスマン、カッコいい人になれると思います。人間は失敗する生き物です。もちろん失敗しないように尊重、勇気、覚悟を持って全力で物事に挑んでいくことはとても大事なことですが、そうは言ってもうまくいかずに失敗したり、過ちを犯したりしてしまうこともあります。

そうした時に、素直に謝ることと、そこからどう立ち直るか。ベースとなる3つの要素(尊重、勇気、覚悟)と、もう2つの要素(謝る力、レジリエンス)があると、安心して失敗できるようになります。失敗することが人にとって成長につながると思いますので、失敗を恐れずにチャレンジすることが大切。失敗した時には、そこで謝る力とレジリエンスを発揮し、またチャレンジすればいい。そうすれば、いい社会人になれるはずです。失敗が悪いわけではなく、そことどう向き合い、立ち直っていくか。そのプロセスが大事だと思います。

 

いかがでしたか?

 

私もスポーツに携わる人間として、

スポーツマンシップを忘れずに取り組んでいきたいと思っています!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

またお盆明けに来てください👋